1歳過ぎたら取り分けスタート
1歳を過ぎる頃にはベビーの食べられる食材の種類や量が少しずつ増えてきていると思います。冷凍ストックやベビーフードの割合を少しずつ減らして、取り分け離乳食に挑戦していきましょう。
我が家では1歳4ヶ月まで毎日ベビーフードにとてもお世話になりました。でも、それ以降のベビーフードって売っていないんですよね。もう少し早く取り分け離乳食に挑戦していればと後悔しました。
基本的に一つの鍋で済ませる
「取り分け」と聞くと、大人用と子供用でそれぞれ別の鍋やフライパンを使って料理をする姿を想像しませんか?実は、調理手順を工夫すれば一つの鍋やフライパンで調理を済ませることができます。
まずはいつも通り具材を準備
具材を普段と同じように準備します。ここで気をつけたいのは、子どもが食べるからと具材を細かく刻みすぎないことです。大きければフードカッターで切ればいいだけですし、あまり細かくしてしまうと逆に火が通りづらくなることがあります。
油や薬味はひかえめに。
具材の準備が終わったら普段通りに調理をはじめるのですが、ここでポイントです。
それは、油を敷きすぎないことです。お肉料理なら素材からの脂が出ることも多いですし、鍋肌にくっついてしまうことが心配なときは蒸す工程を追加することで対策できます。
また、にんにくや生姜は刺激が強いので控えめにしておくことをおすすめします。大人が好きなものは、子どもの食べる分を取ってから追加しましょう。
下味は控えめもしくは無しで調理開始
肉や魚は、通常火を入れる前に下味をつけることが多いですね。取り分けの場合は下味を控えめにすることをおすすめします。我が家は薄味が好みなので下味無しで調理を始めることもあります。子どもの好みに合わせて調整してあげましょう。
調味料は子供用の味付けをしてから足す
具材に一通り火が通り味付けの段階になったら、まずは子ども用の味付けをしましょう。子どもの味付けは風味がついていれば良いと思います。大人用の味付けの半分量の調味料を入れるようにしています。出汁でうまみをつけてあげるとよく食べてくれますよ。
子どもの食事を取り分けたあとに、残りの調味料で味付けをして完成です。子どもが食べるには大きい具材はフードカッターでカットしてあげましょう。
取り分けビギナーにおすすめレシピ
カレーやシチュー、ハヤシライス
カレーやシチューは幼児用のルーが売っています。大人と同じような食材を入れてルーを別にすれば簡単にベビーのご飯も出来上がります。肉を入れることでタンパク質も補給できます。
鶏肉のホワイトソースかけ
鶏もも肉と玉ねぎをバターで炒め、コンソメと塩コショウで味付けをし、小麦粉と牛乳でとろみをつければ完成。ほうれん草やブロッコリーを刻んで入れてあげるのもオススメです。離乳食用のコンソメを活用しても良いでしょう。
大人はご飯やパスタにかけてあげれば満足できる一品になりますよ。
お好み焼き
キャベツをたくさん摂取することができるお好み焼き。塩分が高くなりがちですが、しっかりめの生地で焼いてあげると、フォークを使うとても良い練習になります。
おすすめサイト
取り分け離乳食、幼児食のレシピを探すのにおすすめのサイトをご紹介します。Google検索で「取り分け ◯◯(使いたい食材)」で検索するとたくさんレシピを見つけることができます。これらのサイトのレシピが使いやすくておすすめです。
パルシステム
月齢別や食材別にレシピを検索することができます。使いやすい調味料がよく取り上げられているので、ご家庭で作りやすいと思いますし、写真も見やすくて下ごしらえの仕方などが理解しやすいのでおすすめです。

レシピサイトNadia
レシピサイトNadiaではプロの紹介するレシピを食材や調理家電、シーンなどのカテゴリ別に検索することができます。取り分けレシピに特化したようなサイトではありませんが、幼児食や離乳食に使えるようなレシピも見つけられます。見た目も素敵な食欲をそそるようなレシピを見つけたい方におすすめです。

少しずつ家族同じメニューに
取り分けレシピを上手く活用できるようになれば、子どもとパパママが同じメニューを楽しめるようになります。一緒にいただきますやごちそうさまをできるようになれば、食事の楽しみを増やすことができますよね。